睡眠時無呼吸症候群の治療はいくつかあります。原因や検査結果、体の状態によって治療方法が異なってきます。まずは禁煙や禁酒、ダイエットなどの生活習慣改善は必要です。


喫煙は喉の炎症を起こし、上気道狭窄の原因となります。飲酒は舌の脱力を促し、上気道閉塞の原因にもなります。肥満では首や喉の周りの脂肪が気道を狭くすることがあります。
これらが原因となって気道が狭くなって発症した睡眠時無呼吸症候群の場合、生活改善をすることで、症状も軽減します。

扁桃腺肥大・軟口蓋過長でも上気道が塞がれ、睡眠時無呼吸症候群が起こります。
この場合、外科的な手術が必要となります。


睡眠時無呼吸症候群の中でも軽度のものに対してはマウスピース(口腔内装置)で治療します。
就寝時にマウスピースを装着することで、下あごを数ミリ前方に前進して、上気道が拡がり、いびき、無呼吸を防ぎます。

かかりつけの歯科もしくはマウスピースを作りなれている歯科をご紹介します。保険適用があります。


PSG検査を行って、一時間の無呼吸の数(AHI)が20回以上の場合、CPAP療法の適用があります。
CPAP療法は日本語では持続陽圧呼吸療法と言い、中等度から重症の閉塞型睡眠時無呼吸症候群の患者さんを対象に行います。

睡眠中CPAP装置からホースを介してマスクから上気道へと空気が送り込まれ続けます。そのため気道が開いた状態となり、いびきが減ったり、安眠できるようになります。

CPAP治療は保険適用があり、一か月約4,730円~4,880円です。(健康保険3割負担)